KAOSのディスコグラフィーCDをリリースした南米ペルーGONZO RECORDS最新リリースはペルー第2世代超オブスキュア・パンクロック〜ハードコアパンク2グループによる1986年音源を収録した2024年SPLIT CD！、全19曲入り！

以下レーベル・インフォより！

EUTANASIAとEXCOMULGADOSは両バンドともFrente Negro, Eructo Maldonado, Exodo, Conflicto Social, Sociedad De Mierda, Delirios Kronikos, Flema Yndeseables, Panico, Sociedad Anonimaといったバンド等と共に、オムニバス・カセット “Volume II” (1985年12月リリース)にてデビューを果たす。

そしてEUTANASIA / EXCOMULGADOS SPLITテープは翌1986年に発表されるがそこには各グループによる8曲づつが収録され、うち6曲は新編成で演奏された新曲であった。
EUTANASIAではEXCOMULGADOSのQiqeがヴォーカルを担当、”Enri”ではTámiraがギターで参加したりとこの両グループはそのメンバーと活動を共有する事が多かった、言わば兄弟バンドであった。

彼等は社会に対する抗議と批判を歌った数々のパンクロックを作りだした。

制度の目的とは人間の管理と搾取であり、そんな制度を拒否する立場をとった彼等。
彼等にとって学校とは時代遅れの言説と暗記テストを押し付け、それに疑問を投げかけると罰せられる場所であった。

しかも当時の経済危機とその影響は、明日に対する不安を抱いた若者たちに突きつけられていた。
「システム」とは過剰生産に追いつかない部品を排除する機械のようなもので、価値はお金で測られる。
この若者たちは音楽を通じてそんな状況に対する不満を表現したのであった。

圧倒され、執拗に続くその現実に対する叫び。
その歌は新世代の若者達に引き継がれ、残っていく。