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FINNISH HARDCORE 2021年リリース！！

1983年結成80'sFINLANDオブスキュア・ハードコアパンク・グループが1985年に自主リリースしていた片面7'EPの音源3曲に同時レコーディングされるも何故かお蔵入りになっていたもう3曲を追加収録した6曲入りミニアルバム！！

このグループ、1984年のデモや同年にリリースされていた同郷FINコアグループMASSACREとのSPLIT EPではRAWな典型的FINコアスラッシュな音だったんですが時と共に当時のCRASS系ANARCHO PUNKグループに触発され、サウンドスタイルを変化させていった末にレコーディングされた本音源！

ミッドテンポと主体にした、ジャケットのアートワークのようにダークでグルーミーなRAWハードコアパンクは一聴すると地味ながらKAAOSメンバーが在籍したKUOLLEET KUKAT同様内省的で病んだカッコよさがあり、RUDIMENTARY PENIや初期AMEBIX、THE MOB、強引かもしれませんが日本ならDANSE MACABREのファンの方にもおススメといえるかもしれません。

でも一曲だけハードコアパンクらしく疾走する曲もあってこの曲のおかげで全体的に小難しくない、あくまででFINNISH RAWハードコアパンクな作品として仕上がっているところがミソ！！うむ、こいつは渋い！！

封入された12ページブックレットは奇麗な仕上がりで歌詞/英訳、当時の記事や写真も掲載の限定400枚！！

速いのだけがハードコアパンクやないんやで！！