裸絵札 (ハダカエフダ) "S/T" CD

インフォメーションより!

ヒップホップ、ノイズ、ガバ、テクノ、エレクトロ、パンク、ハードコア...ストリートカルチャーから派生した多種多様な音楽を独自のセンスと配合でケミストリーさせたアバンギャルドでデカダンスでアナーキーな楽曲群。
ロックバンドも真っ青な絶叫指数と消費カロリーと発汗量を誇る凄まじいライブパフォーマンス。

今思うと、いつの時代も裸繪札は浮いていた。どこのクラブで、どこのライブハウスで、どのようなラインナップでライブしようとも、常に異質であり異形であった。骨太のダイナミックさとエネルギッシュさによって観客のアドレナリンとセロトニンを決壊大放出させてしまうライブミュージックとしての躍動感と、極めて高純度のダンスミュージックとしての高揚感が最高水準で融合した、他を寄せつけない唯一無二のアクトと言えるだろう。

キャッチーさと難解さ、スター性とアンダーグラウンド感、漢気とセクシーさ、泥臭さとクールさ、ナンセンスとインテリジェンス...これらの奇跡的なまでの絶妙な塩梅は、彼らの天才的素質によるものなのか?ただただ純粋にプリミティブな衝動に身を任せた偶然の賜物なのか?

裸繪札は真夜中のクラブだろうと野外のレイブだろうと、トランスやテクノのDJがひしめくタイムテーブルの中においても、観る者すべてを巻き込んで飲み込んでグチャグチャのドロドロにしてしてしまう説得力と安定感がある。
この説得力と安定感というのはハイターのボトルをイッキ飲みすると意識不明になるとか、新幹線に轢かれると死ぬといった類いの絶対性を指す。

Text by 天之川タクヤ

1. Please push monkey button
2. Public pussy
3. Taikuzuwari
4. Yavant garde
5. Death disco dance
6. Saintpaulia
7. Son of a bitch
8. Noanimal
9. Public pussy elevate
10. Sadistic dick head police

参加アーティスト:サイケアウツ G (track9),Shin Wada(S.L.N.M/BABA track4.5)

裸繪札(ハダカエフダ)
ダンスミュージック界の天然記念物、裸繪札。
2005年の結成から今日に至るまで4枚のフルアルバムをリリース。2009年1st「初期衝動」リリース(現在入手困難)2011年2nd「非処女」リリース、2012年3rd「孕」リリース、開催されたワンマン公演では400人を動員。
2013年、ドイツツアー敢行。ベルリンのアンダーグラウンドを熱狂させる。
裸繪札は元々ヒップホップ〜クラブ畑出身だが、彼らの真骨頂は圧倒的なまでのボルテージを誇るライブにこそある。2014年にギタリストとしてTAKUMI、さらにサウンドエンジニアとして30年以上のキャリアを持つONIZUKA SOUNDを専属PAとして迎え入れたのは必然というか自然な流れであった。
2015年、台湾ツアー敢行。同年、イギリスで開催された"LONDON TATTOO CONVENTION"にVo.マチコがモデルとして出演。2016年、2度目の台湾ツアー敢行、4th「Selfish」リリース。同年、アメリカのパンクロックバンドAGAINST MEのアルバム「Shape Shift With Me」の1曲目にマチコがゲストボーカルで参加。
2019年、3度目の台湾ツアー敢行。年に一回開催される台湾を代表する大型フェス"WAKE UP FESTIVAL"に3回目となる出演を果たす。同年、自身のレーベルPUBLIC PUSSYを立ち上げ裸繪札NEWシーズンを宣言する配信シングル「Public pussy」とそのREMIX集「Pussy Wonderland」を、続いて天使弾道ミサイル監督によるMVも話題となった「Please push monkey button」をリリース。
コロナ渦に於いてもライブ活動を止める事なく精力的に継続しながら2020年「セントポリア」2021年「NO ANIMAL」を配信限定リリース、「非処女」を復刻。2022年満を持してバンド名を冠した新作アルバム「裸繪札」を4月27日発売する。

販売価格 2,750円(税込)
型番 DE-FRAGMENT