GUERRILLA URBANA（1985-1986）
ロック・イン・リオ・リマクでのデビューライヴが国家警察の弾丸と催涙ガスによる襲撃で終った彼等はドイツ、イギリス、デンマーク、フランス、イタリアなど他国のインディペンデントレーベルのコンピレーションに参加したペルー最初のグループでもあった。そして後にバンド名をATAQUE FRONTALに変更しました。

*ホワイトビニール
* デモ1 1985 SIDE A
* デモ2 1986 SIDE B
*同年代のライヴ音源CD付き
* A3と1 A2サイズのポスター2種付属
* ポストカード4枚付属
*歌詞、レビュー等掲載ダブルインサート付属

既に当店のお客様にはお馴染み南米ペルー80'ハードコアパンク・グループ伝説、ATAQUE FRONTAL！

そのATAQUE FRONTALの前身グループが存在していたのは南米PUNKマニアの方なら既にご存知の方も少なくはないと思いますがそのグループこそがこのGURRILLA URBANA (ゲリラ・アーバナ = 都市ゲリラ)！！

活動期間は1985年から86年のたった一年間というGURRILLA URBANAはその間にデモ音源を2本残し、それらの音源の一部は2012年の編集盤CDにも収録されていましたがこの度その2本のデモの完全版をリマスターし丸々収録したLPがペルーの精力的レーベルIMPULSO RUINより限定リリース！

GUERRILLA URBANAの音源自体、アナログレコードでのリリースとなるのは今回が史上初！！

ホワイトヴィニールのみでのリリースで当時のライヴ音源が収録されたCDがセットで付属、ポストカード4種類、ポスター2種類、インサートが付属した、数年前に同レーベルがリリースしたATAQUE FRONTALベスト盤LP同様最高に豪華なつくり！

実はワタクシ、GUERRILLA URBANAはATAQUE FRONTALの前身だったPUNK ROCKグループだと思っていたのですが本作全体聴き通してみて完全に印象が変わりました、これはまさにハードコアパンク！ATAQUE FRONTALファンなら絶対に聴き逃し厳禁な凄まじい内容！

まず1985年のDEMO1は南米特有のノイジーかつ崩壊感満点なドッタンドッタン原始PUNK ROCKな曲群で展開、しかし真ん中あたりで急にスピードアップし後にATAQUE FRONTALの代表曲となる”ASCO”の原初バージョンが飛び出すのですがこれがやはりATAQUE FRONTALファンのワタクシにはショッキングこの上なし、もうヤバイのなんのって！！

A面にはそのDEMO1完全版が全10曲収録！

そして1986年になるとヴォーカリストが元AUTOPSIAというバンドにいたSilvio Ferroggiario氏にチェンジ、そうこの人こそが後のATAQUE FRONTALのヴォーカリストその人！

このDEMO2も冒頭はDEMO1同様の原始PUNK ROCKで幕を開けますが中盤にさしかかるといよいよ牙を剥いたようにサウンドが加速してこりゃもう殆どATAQUE FRONTAL！曲目リストを見ると”ASCO”やSobrevivire”等ATAQUE FRONTALの曲名に交じってATAQUE FRONTALでは演奏されないハードコア・チューンも！！もうヤバ過ぎる！！

そんなATAQUE FRONTAL前夜的B面にはDEMO2完全版がこちらも全10曲収録！

そしてそしてレコードに負けずにスゴイのが付属のライヴCD！！

このライヴCDには全5回分のライヴ音源が収録されておりそのトラック数何と全32曲！出だしの1985年ライヴでしょぱながらハードコアパンク・ナンバーでブッ飛ばしているのに驚かされますが原始PUNK ROCKナンバーをメインに制御不能な怒鳴り声とエナジーが爆発する、正直音質は無茶苦茶ですが凄まじく濃い〜内容となっております！

最近の南米PUNKハードコアのリリースでもこれは突出した素晴らしいリリース、よくやったIMPULSO RUIN！！

＊どの音源もリマスターにより音質は格段と良くなっております(南米PUNK的に)