最新号のvol.43は、UK82至上の名作にして史上の問題作、あのCRASSに対して真っ向からケンカを売った作品『Bullshit Crass』でも知られているSPECIAL DUTIESが、巻頭特集及び表紙。
『UNDERGROWTH VANCOUVER 2020』と題したカナダ/バンクーバー特集では、当地のポスト・パンクのSPECTRESやUKハードコア・スタイルのPHANE、Oi! meets D-BeatなBOOTLICKERをピックアップ。
他にもアメリカ/ポートランドのレーベルDistort Realityや新潟のフィンランド・スタイル・ハードコアSOLPAATOSへのインタヴュー。
また、8月9日に長崎にて開催される予定のパンク・イヴェント『NAGASAKI NIGHTMARE』の特集や、『海外のパンクスは新型コロナ・ウイルス・パンデミックの中どのような生活を送っているか?』といった記事など、世界各地の多種多様なパンク/ハードコア・バンドやシーンを紹介。
A4サイズ、表紙カラー、本文モノクロ、表紙含め全50ページ。
●SPECIAL DUTIES
(『Punk Is Dead』と歌ったCRASSに対して、真っ向からケンカを売った作品『Bullshit
Crass』でも知られているUK82バンド、SPECIAL
DUTIES。そのオリジナル・ベーシストにして現在はヴォーカルを務めているSteve Dutyへのインタヴュー&バイオグラフィ)
●UNDERGROWTH VANCOUVER 2020
(カナダ/バンクーバーの現在のパンク/ハードコア・シーンに関するテキストと、3バンドへのインタヴュー)
●SPECTRES
(過去にはLEBENDEN TOTEN/FrankのレーベルであるWhisper In
Darknessからも作品をリリースしていた、バンクーバーのポスト・パンク・バンドSPECTRES。そのヴォーカリストであるBrianへのインタヴュー)
●PHANE
(バンクーバーのUKスタイル・ハードコア・パンク・バンドPHANEのギタリストにして、当地のパンク・フェスHave A Good
Laughの主催者でもあるCordieへのインタヴュー)
●BOOTLICKER
(バンクーバーなどを拠点に活動している、Oi! meets ボストン・ハードコア meets
D-Beatなバンド、BOOTLICKERのヴォーカリストであるLewisへのインタヴュー。※Lewisは5月に来日を予定していたMASS
GRAVEでもヴォーカルを務めている)
●PUNK LIVES!!
(ポーランドのハードコア・バンドOHYDAのMikeによる、イギリスのDIEとアメリカのWARCRYのライヴ・フォト・レポート)
●Distort Reality
(アメリカ/ポートランドのノイズ・パンク・バンドFRENZYのベーシストにして、日本のバンドも数多くリリースしているハードコア・レーベルDistort
RealityのオーナーであるSkellへのインタヴュー)
●SOLPAATOS
(昨年にディスコグラフィCDを、そして今春にはそのディスコグラフィのアナログ盤をリリースした、新潟のフィンランド式ロウ・ハードコア・パンク・バンドSOLPAATOSへのインタヴュー)
●NAGASAKI NIGHTMARE
(STAGNATION/C etcのAzusaが主催し、今年は8月9日に長崎で開催される予定のイヴェント『NAGASAKI
NIGHTMARE』。そのイヴェントや長崎、そして平和に関するコラムby山下大介/VELOCITYUT)
●ROOTS OF T.K. FROM NAGASAKI PUNK HISTORY
(大阪で活動するDEFORMATION QUADRICのメンバーにして長崎出身のT.K.による、自身のルーツに関するコラムby
T.K./DEFORMATION QUADRIC)
●record KNOX
(茨城県水戸市のパンク/ハードコア・レコード専門店record KNOXのオーナーである橋本氏へのインタヴューby Shooter/the GEROS)
●うしろ前さかさ族
(東京で活動するうしろ前さかさ族のフロントマンにして、cuntsではドラムを務める関口マーフィー氏へのインタヴューbyツトム/悲観レーベル)
●Umea Punk City
(ex.AC4〜現ACID BLOODのKarlによる、スウェーデンUmeaの現地情報コラム)
●ANTIGEN
(ドイツのゲッティンゲンとチェコのプラハに暮らすメンバーらによる、女性ヴォーカルのメロディアスなポリティカル・ハードコア・パンク・バンド、ANTIGENへのインタヴュー)
●Anti-Art Book Review
(アートブックの書評by Yoshi Yubai/弓場井宜嗣)
●Destroy Noise Photos
(vol.32にてインタヴューを掲載した、広島県福山市出身の写真家Yoshi Yubai/弓場井宜嗣による写真連載)
●LASHING SPEED DEMONS:オマージュ/パロディ・ジャケット博覧会
(パンク〜ハードコア・バンドなどに見るオマージュ/パロディ・ジャケット、例えばTHE CLASH『London
Calling』のジャケット・デザインがエルヴィス・プレスリーの1stアルバムのオマージュだったり、といった事例を紹介したテキストby大越よしはる)
●CLUSTER CORONA UNIT
(新型コロナ・ウイルス・パンデミックの中、海外のパンクスはどのような生活をしているのか?今号でインタヴューをした海外バンドのメンバーに聞きました)
●ES GIBT KEIN WERT
(発行人によるディスク・レヴュー)